はるひは母が残したごちそうをテーブルで見つける。食べようとしてうっかり落とした巻き寿司がきっかけで、封印されていた食べ物を足で踏み潰したい気持ちがじわじわと
目覚めていく。ふわふわスリッパで、踏み潰していくはるひ。卵やそばが無残に潰され、スリッパの底に広がる感触にじわじわ快感が止まらない!それはまさに「足裏へのごちそう!」はるひは、フワフワのスリッパだけでは、もう満足できなくなった。スリッパを脱ぎ、ピンクのソックスで、温かいお弁当の中に足を滑り込ませる。ご飯、ハンバーグ、野菜炒め、そしてソースにまみれた唐揚げ。すべてが足の裏に絡みつき、粘り気のある快感と、ニチャニチャという音が広がっていく。だが、それでは終わらない。中に食べ物が入ったまま、再びスリッパを履いて、ぐちゃぐちゃのまま踏み続ける。ふわふわのグレーのスリッパが潰された食べ物に塗れている。ソックスの中で感じるぬるりとした感触。その快感は、汚れてこそ完成する。そして彼女は、何も気にせずそのまま立ち去る。足もスリッパも食べ物まみれのままで。
【船長監督作品】